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震災の年、当時高校3年生だった小山怜央四段(左)は、谷川浩司十七世名人(右)の指導対局を受けた=2011年11月12日、岩手県釜石市、小山四段の父・敏昭さん提供
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 アマチュアから棋士編入試験を突破してプロになった将棋の小山怜央四段(31)が、フリークラスを脱し、来年度から順位戦に参加する。棋士養成機関「奨励会」を経ていない棋士が、名人位につながる順位戦を戦うのは戦後初の快挙だ。

 小山四段は7月15日、NHK杯将棋トーナメントで谷川浩司十七世名人(62)に…

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